マーブル美術館
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竹洞照雄 プロフィール
竹洞先生のアトリエで 画家 竹洞照雄

滝川市政功労者
滝川市文化連盟相談役
滝川美術協会顧問
碧陽会絵画教室主催
画集たきかわ百景画家

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■ 兄と描いた襖の絵
 もともと北海道出身なんですが、家の事情で戦前は横浜に住んでいました。 そこで航空隊に入隊し、終戦を迎えました。兄と共に赤平に引き揚げ、社宅を借りたのですが、 あまりにもみすぼらしい家だったので、せめて家の中だけでも明るくならないかと、兄と襖に 墨で絵を描いたんです。すぐ隣に満州から引き揚げてきた夫婦が越してきて、ご主人が回覧板を 届けに来られたんです。襖の絵を見て、「二人で描いた絵ですか?本格的に絵の勉強をしてみませんか?」 と声を掛けてくれました。その方が私たち兄弟の先生です。この時から絵を学ぶこと5年、昭和25年に 兄弟揃って道展に入選することが出来ました。兄は32歳、私が25歳の時です。

■ 北海道への思いとこだわり
 仕事の関係で道内を色々歩いていると、道路やダムなど開発事業が進むにつれ、北海道の自然が少しずつ失われて いくのを目の当たりにしました。この時、少しでも多くの北海道の自然「山・川・湖」などを絵で残す事が私の 使命だと感じました。しかし、納得のいかない作品は残したくありません。あれもこれもと描いては駄目。イマジネーション を働かせて画面を整理しないと。強調と省略が大切なんです。後はどこで筆を止めるかが難しい所ですね。 最後に仕上げのオイルをかけた時、重ねた奥の色が上手く出ないと駄目なんですよ。気に入らない時は描き直すか、 破り捨てる思い切りも必要です。追求する事で絵が壊れてしまっても、仕方ないと思っています。

■ 青の魅力
 知人からモルフォーと言う、南米の蝶の標本を頂いてから、青の魅力にとりつかれ、作風までも変化しました。 この蝶、見る角度によって様々な青を映し出してくれます。この色を作品に描くことで、新しい竹洞の世界が表現 出来ると思いました。現状の作品に満足せず、常に新しい感性を求めていきたいです。

■ 筆が進まない時は
 これだけ長く絵を描いていると、やはり、壁と言うか、筆が進まなくなる事はありますよ。 そんな時は、普段は殆ど描かない人物や花の絵を描きます。全く違う物を描く事によって頭が活性化され、またイメージが湧いて きます。今はアトリエで好きなラテン音楽を聴きながら、リラックスして描いてますよ。

■ メッセージ
 折角、絵の道に進んだのだから、やはり次の世代を育てる責任があります。 どんなジャンルでも後継者を育てる事によって、地域の文化の発展につながると思います。 人を育てるというのは、その人の能力を引き出す大変な仕事です。今後は後継者の育成をしながら、 一枚でも多くの竹洞作品を描き残したいと思います。  (ぷらたなすより)
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